
沖縄県立真和志高等学校のご紹介をします。那覇市真地の高台にあるすごく見晴らしのいい公立高等学校です。 1番の大きな特徴としては、沖縄県の全日制高校としては唯一指定制服がなく、全日制普通科としては唯一単位制を採用している高校です。 他の学校は当たり前のように学校指定の制服があり、人によっては制服が可愛いからとの理由もあり高校を決めたりする方もいらっしゃいますが、真和志高校は制服がなく、個人の色を目一杯に引き出すことのできる高校だと思います。おしゃれに着飾って登校する生徒、ジャージで楽に来る生徒、夏の暑い日には半袖半ズボンでもいいという感じです。 設置学科としては、普通科・未来福祉科(前の介護福祉コース)・学科内専門コースとして、普通コースのクリエイティブアーツコースがある。 私自身は、普通科の介護福祉コース(現 未来福祉科)に通っておりました。 県内の高校で数々ある福祉科の中でも真和志高校の未来福祉科は唯一介護福祉士の国家資格の取得が可能な高校という特徴があり、自身も卒業時に国家試験を受験し、合格ギリギリではありましたが、国家資格を取得を取得することができました。 自立生活が困難な方、体に不自由がある方々の介助等の勉強はもちろんのこと、医療に関する病気などに関しても幅広く勉強することができました。 高校生の時から専門的な勉強ができるところ、国家資格を取得できるというところはすごく魅力的だと思います。 国家資格を取得できると記載しましたが、入学すれば皆が取得できる訳ではなく、3年間ひとつも教科の単位を落とすことは許されず、又夏休みなどの学校指定の長い休み期間には実際の介護施設や身体障害者施設への教育実習があり、実習日誌の記入など事細かな部分などを厚生労働省の厳しい検査をクリアしなければ受験資格すら受け取ることが出来ずという条件でした。 当時はがむしゃらに毎日大変な思いをしながらで辛いこともありましたが、今となってはすごくいい経験となっております。 当時は普通科介護福祉コースでしたが、現在は未来福祉科という科が新設されていることもあり、当時よりはより密な勉強ができるようになっているかと思います。 将来そういった方面に進みたいと考えているお子様などがいらっしゃる方は真和志高校への進学を一度は検討されてみてはいかがでしょうか。