
私立の中でも高い学力を誇った高校です。 学力によってクラス分けがあり、高校から入学した生徒と中学部からいる生徒では校舎が違います。 中学から須磨学園に在籍している生徒は、中学生の間に高校の勉強を終わらせているため高校の一般生徒と分けられており、「Sクラス」と表されます。 また、Sクラスと一般では修学旅行の規模をかなり違います。一般生(7年前)は一年生の時に研修旅行、2年生で修学旅行、3年生では日帰りの研修旅行です。全て国内になります。 Sクラスはおよそ1ヶ月ほどかけて海外を何ヵ国も旅行します。その分、修学旅行費も桁外れに上がりますが、高校生で海外の文化に触れる貴重な体験をすることができます。また、他の高校では大学受験に向けてゼミや塾等に通われると思いますが、須磨学園は無駄な時間を効率よく勉強に充てるため通常授業終了後、申し込みを済ませた生徒は「特別講座」を受けることができます。これはその分野において理解を深めたい生徒や、大学受験や高校受験対策として受ける生徒が受講することができます。 その他にも演奏会、オペラ観賞といった芸術的文化に触れさせてもらう機会もいくつか設けられており、普段行くことのないような所に行くイベントもあります。 部活動では、西理事長が陸上をされていたということもあり当時は強化部(男女剣道部、男女水泳部、女子バスケ、男女陸上、吹奏楽) の部員は6時から朝練をしその後16時半まで授業を受けて放課後の部活動に打ち込むといった環境がありました。どの部活動も全国トップレベルの成績、選手が在籍しており遠征で授業を休むことも当時は可能でした。 文武両道の言葉がぴったりな高校ですが、どちらもかなり高い水準を誇っていますので高校生活を楽しみたい方には正直向かないかと思います。 先生方もとても知的で優秀な方がほとんどですので、授業や講座の質も塾と同等、又はそれ以上です。 神戸の私立の中では五本の指に入るほどの高校ですので、行って後悔されることはありません。 これから入学する方や在校生の方、「なりたい自分になる」を胸に須磨学園てしっかり力をつけてください。 応援しております。