キャリア教育が充実した私学です
東邦高等学校は1923年に東邦商業学校として創立し、2023年には100周年を迎えた名古屋では有名な私立高校です。特に高校野球やサッカーでは名前をよくききますね。
2017年3月に商業科が廃止されて、現在は普通科と美術科があります。
普通科は「国際探求コース」「文理特進コース」「普通コース」「人間健康コース」にわかれています。美術科では30周年を記念して、画家・彫刻家の奈良美智さんの特別講演会が行われたそうですよ。
東邦高校の特徴として、大学との連携授業で大学の模擬授業が受講できたり、インターシップや各分野のプロフェッショナルを招いての講話がきけたりする、キャリア教育が充実していて、将来の進路・目標について深く考えることができるのがとても魅力的ですね。
中部圏の私立高校で唯一の「美術科」では、美術・デザイン系の大学進学を見据えたカリキュラムを通して、専門的な技術と知識を学びながら、豊かな感性を養うことを目指しているそうです。特にデッサンの授業は3年間継続して行い、1年次に全専攻を学び、2年次1学期からは日本画・油絵・彫刻・デザインから2専攻を選択、2学期からは1専攻を選択し、より専門的な内容を身につけていくそうです。集中して作品作りに取り組める環境があって、ヨーロッパ研修旅行で有名な美術館や世界遺産へ行けるのも私学だからこその良い点ですね。
普通科の「人間健康コース」は、専門的な授業で健康・スポーツの意義を理解し、継続的なトレーニングで運動能力を養い、心技体揃った全国レベルのアスリートを目指す専門コースです。規律を重視した集団生活の中でスポーツパーソンとして人間力、礼儀やマナーを身につけることができます。学習にも意欲的に取り組む環境もつくられていて、指導者やトレーナー、審判員など、スポーツを通じた多様な将来への道を提示してくれるそうで、推薦入試をふくめ進路サポートがしっかりしているのも良いですね。
サッカー部は、日進グラウンドにあるサッカー場と校内にある人工芝グラウンドで練習を行うそうです。野球部は、専用グラウンドと専用トレーニングルーム、全天候型ブルペンを完備していて、プロのキャンプを間近で見学できる沖縄旅行もあるそうです。
愛知東邦大学のトレーニングルームも利用可能だったりと、練習環境が充実しているからこそ、全国でも活躍できるのでしょうね。