

日本経済の高度成長期を支えてきた全国の高専ですが、正式名称はタイトルの通りです。一般的には岐阜高専と称されています。最新データでは偏差値は66とされ、岐阜県の高校ランキングでは7位となっています。もちろん、高専は高校ではなく、5年間で高校の3年間の課程と大学の4年間の課程を学ぶ超ハードな学校です。ハードで課題も難しいが故に留年生も容赦なくでます。進路としては昔は一流企業や国家、地方公務員など就職が主でしたが、最近は大学進学も多く、実績としては、東京大学をはじめとする旧帝大+一工、難関国立大、地方国立大、長岡技科大、豊橋技科大、高専の専攻科を経て大学院修士課程など多岐にわたります。理系が好きで優秀な中学生であれば高校普通科を経て理系大学に行くより早く工学に触れることができますのでアドバンテージになりますが、一般的な大学のように講義に空き時間はありませんので、努力することが苦手な人は留年して退学、中卒の肩書で終わる人もいますので覚悟が必要です。