

海洋科学高等学校は、神奈川県内で唯一の水産・海洋を学べる専門高校です。 場所は三浦半島の横須賀市長坂というところにあります。 最寄り駅からは離れており、JR横須賀線「逗子駅」・「衣笠駅」、京急線「三崎口駅」・「横須賀中央駅」より、すべてバスでのアクセスになります。最寄りのバス停は、「横須賀市民病院」で下車して徒歩2分の場所にございます。 制服は、男子は1つボタンのブルーの学ランで、女子は男子と同系色のブルーのブレザーとチェックのスカートになります。 三浦水産高校として約80年、平成20年に今の海洋科学高等学校として新たに開校したそうです。 来年2022年から、単位制から学年制と変わり、4つの学科が設置されます。 1、船舶運航科(航海系・機関系) 航海系は、船舶の運航、漁業のの学習をし、漁船等の船舶の航海士・船舶の運航補助の人材育成を目標にしています。 総合実習では、大型の実習船に乗船して体験します。 機関系は、船の機械を使い整備できるエンジニアの育成を目標にしています。 船の世界に興味があり、エンジンが好きな方はぜひ。巨大な実習用のエンジン設備があります。 2、水産食品科 食品の安心安全な製造、管理、流通を学習し食のスペシャリストの育成を目標にしています。船舶料理士の知識技術(船内での料理)も学びます。3年でさつま揚げ作りに挑戦。30年間変わらずの味だそうです。 3、無線技術科 無線技術を通して情報通信技術や造船の電気技術を学び通信技術分野で活躍できる人材育成を目標にしています。 自慢の授業と設備としてドローンの操作メンテナンスの基礎を学習し取り扱い方法を習得できます。それと、最新鋭の無線機器があり、教育用海岸局を運用できる設備があるそうです。 4、生物環境科 水産生物の飼育技術・海の環境・沿岸漁業を学び、海を豊かにする人材育成を目標としています。海が目の前の長井実習場での実験実習を多く取り入れ、恵まれた環境で学習ができます。そこで生物を飼育したり、乗船実習も多くあります。 船舶運航科と無線技術科は高校過程の後、2年間の学習が更に出来る専攻科もあります。