
藤沢工科高校は、六会日大前駅から徒歩15分程のところにあります。 2003年に神奈川県立大船工業技術高等学校と神奈川県立藤沢工業高等学校が統合し県下初の総合技術高校として開校しました。 他の工業高校と違うのは、入学する時から決まった科に入学するのでなく 1年生の間に広く色々な分野を勉強し、2年生に進級する際に自分が何科に するかを選択する事ができます。 ですから自分の可能性、得て不向きを良く理解した上でその先の世界に進む事ができます。 また先生方に相談しながら進路を決める事もできる様にサポート体制も整っているとのことでした。 校舎は、昔からあるので少し古い感じを見受けられますが、耐震補強工事がされておりました。 構内にある各科の設備は、さまざまな分野の機械があり最新のPC等も良く更新しているそうです。 また使用されているソフトも社会にでても通用する様にその分野のプロが 使用しているソフトを導入し生徒達に指導されているとの事でしたので卒業後に就職しても直ぐに使いこなせるレベルにまで成るそうです。 実際に自分も仕事で使用しているソフトを使用して勉強されていたので 驚きました。 学校生活の中での活動として生徒達が地域社会に貢献する事を意識して 活動をされているそうです。 その中で地域の防災に関して災害時に炊き出し用のかまどとなるベンチを 作成して研究を進めているそうです。 このかまどの凄いところは平常時は、ベンチとして利用できるのですが災害時には、火を入れ炊き出しが出来るところです。 生徒達が自ら進んでやられている様で、普段自分達が学んだ技術を用いて 設計から施工まで自分達だけでこなしているところです。 今後は、固定式だけで無く簡易的に持ち運べるかまども考えているとのことでした。 自分達の作ったベンチが形となり色々な方々の役にも立つことで 地域社会への貢献に繋がっているのだと感じました。 高校卒業後の進路に関しては、進学する生徒も要るようですがやはり専門分野を勉強されているのでそのまま就職される生徒も多いそうです。