

神奈川県立二宮高等学校は二宮町唯一の高校で、全日制普通科の学校です。 最寄り駅はJR東海道本線【二宮駅】で、二宮高校まではバスで7〜8分程、 自転車では15分、歩けば30分程の場所に位置しています。 緑が丘という小高い丘の入口に建っており、学校の裏手は住宅地になっています。 丘に建っているだけあって校門を抜けるとすぐ上り坂があるのですが、これがなかなか根性のいる坂になっています。 そこを上がって行くとやっと中庭が広がり、その先に校舎があります。 駐輪場側の坂道は最後に階段もあるので慣れないと息切れしてしまう程なのですが、その分だけ景色がとっても良いです。 一番南側の校舎からは3km先の海も見える程で、JR東海道線の電車内からも、東名高速道路からも、二宮駅の辺りからでも校舎が見えるんですよ。 空も広くて、春には斜面に植えられた桜の木が満開で出迎えてくれるのがとても綺麗で気持ちが良いです。 駅前には吾妻山という山もあったりと自然が多い土地なので、この二宮高校含め町全体がゆったりとした空気が流れているように感じます。 ちなみにグラウンドは校舎の奥にある体育館の更に向こうにあるのですが、そこに行くには今度は階段を70段程下りていかないと辿り着きません。 ここまで校内でアップダウンがあるのも珍しくて面白いなと思っています。 クラスは1学年7クラスあり、全校で800名弱の生徒が通っています。 そのほとんどが二宮駅まで電車に乗り、駅から自転車で通っているので駐輪場が3箇所に広く設けられ、学年ごと、クラスごとにエリア分けされています。 バスは二宮駅から神奈川中央交通のバスが出ていて、雨の日は多くの生徒がこれを利用するのでとても混雑するのですが、保護者も参加するような入学式、卒業式の日には臨時バスが出るのには驚きです。 それだけこの高校や生徒たちが町に大切にされているのを感じます。 部活動は多岐にわたり、運動部、文化部併せて30以上の部や同好会がありますよ。 特に相模人形部は二宮高校でも伝統ある部活で、文化祭での発表はもちろんのこと、町のイベントや全国の大会にも参加しています。 また、神奈川県のインクルーシブ教育実践推進校にも指定されていますので そういった意味でも注目、期待している学校です。