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高校・高等学校とは

高校・高等学校についてまとめました。
一口に「高等学校」と言っても、普通科・専門科などといった教育課程の違い、公立・私立といった経営母体の違いがあり、なかなか志望校が決まらないことも少なくありません。

今回は、高校・高等学校について、種類・形態、選び方など、進路決定のヒントになる情報をご紹介。高校にはどんな種類があって形態の違いはどこにあるのかを知ることも志望校選びの基準になります。こちらの記事を志望校選びの一助にしてみてはいかがでしょうか。

高校・高等学校の定義

高校イメージ

高等学校とは、試験に合格することによって入学可能な教育施設。高校は、高等学校の略称として使用されている名称です。また、学校教育法第50条では「中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて高度な普通教育、専門教育を施すことが目的」と定義。義務教育の中学校で学ぶのはあくまで基礎的な内容です。そこからさらに学力を発展させるために、高等学校で高度かつ応用的な教育を受けます。

また、高校に入学できる年齢の下限は15歳。上限に法的な定めはありません。そのため、入学試験に合格さえすれば何歳でも入学可能です。

ちなみに、高等学校の教育は「高等教育」ではありません。よく間違われるのですが、高等教育とは教育内容のレベルを意味しており「初等教育」(小学校レベル)「中等教育」(中学・高校レベル)「高等教育」(大学・短大・専門学校レベル)のなかのひとつ。つまり、高等学校で行われる教育は中等教育であり、高等学校と高等教育では、同じ「高等」でもその意味は異なります。

高校・高等学校の歴史

学校イメージ

高校・高等学校で学ぶ教育レベルは、江戸時代で言うなら藩校、明治から戦前までの学校を比較すると、旧制中学校に該当。あるいは高等女学校、実業学校、補習学校などもその類です。
近代における学校制度は西洋の教育制度にならい、整備されていきました。1872年(明治5年)には学制が発布。大学は高等教育、高校は後期中等教育、中学校は前期中等教育という位置付けとなったのです。ちなみに、戦前まで義務教育は小学校の6年間のみでした。

高校・高等学校という教育機関が誕生したのは戦後になってからのこと。1946年(昭和21年)の学制改革発令に伴い、現在の「6:3:3制」の学制になりました。今日、高校・高等学校は全日制で3年、定時・通信制で3年以上と定められています。

高校・高等学校の種類

高校・高等学校は大きく分けて公立と私立の2種類。高校と同じく中学卒業後に進学できる学校として高等専門学校(高専)がありますが、こちらは大学や短大レベルの高等教育機関として位置付けられているため、この記事では解説を割愛します。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

公立学校

高校イメージ

公立の高校を設置するのは、主に都道府県や市区町村。これとは別に特別地方公共団体の組合が設立した組合立も存在しています。また、公立学校の管理を行うのは教育委員会や教育庁などです。
公立高校を受験できるのは、原則としてその都道府県・市区町村の在住者。限定した区域内の生徒のみが通学できる学区制を採用する県では、さらに受験できる学校の選択肢の幅が限定的になります。

公立高校は、主に一般科目を学ぶ「普通科」と、専門分野を重点的に学ぶ「専門学科」、普通科目と専門科目のなかから進路や希望に合わせて自由に科目を選べる「総合学科」の3種類。なお、公立高校の学費は各自治体が決め、施設費などもかからないことから、私立よりは安く抑えられます。

私立学校

高校イメージ

私立高校は、民間の学校法人が経営している学校。科目の分類については公立高校と同様ですが、学習内容の自由度が公立高校より高いのが特徴です。学習指導要領をベースとしつつ、それぞれの理念や方針をカリキュラムに反映させるため、独自色が強くなります。
試験方式も私立高校の独自性が目立ち、校則すら設けない学校も存在。部活動で馬術やトライアスロンなどの珍しいスポーツを体験できる高校もあります。また、公立高校で禁じられる宗教教育も私立高校では基本的に自由。宗教・宗派を全面的に掲げる学校も全国に点在します。

私立高校の学費は総じて高額になる傾向。私立の学費が高くなりやすい理由としては、「設備が充実している」「教育内容が幅広い」など。ただし、特待生制度や授業料実質無償の制度などが設けられています。

高校・高等学校の形態

高校・高等学校の形態は大きく分けて次の3種類です。

  • 全日制
  • 定時制
  • 通信制

通学するのがメインですが、日中は仕事で通えない方や、通学が困難な方でも勉学できるよう、様々な形態が用意されています。

全日制

高校の勉学スタイルのうち、最もポピュラーなのが全日制。朝に登校して夕方下校するスタイルは、義務教育と変わりません。授業時間は5~6時間程度。原則、制服を着ての登校となることが多いですが、私服通学の学校もあります。

定時制

定時制高校イメージ

定時制は夜間に授業を受けるスタイルが主流。何らかの事情で高校に通えなかった人も通学しており、年齢層が下は10代から上は60、70代と幅広い点が特徴です。服装の決まりは基本的になく、私服での登校が認められています。夜間の通学がメインでしたが、午前中や昼間に開校する定時制高校も増加傾向。仕事をしながら通う方が多いため、修学期間は3年以上となっています。

通信制

通信制は、高校の授業を通信教育で学ぶスタイル。主な利用者は、中学校を卒業したのみの社会人や、不登校などで高校を中退した方などです。自宅学習が可能であり、自分の好きなペースで学習できるのが特徴。与えられた課題をこなし、定期的に設けられた面接指導や試験を受けて、高卒資格の取得を目指します。

高校・高等学校の学科

高校・高等学校に設置される「学科」によって、学習内容や習得できる力が変わってきます。高校・高等学校の学科は主に次の3種類です。

  • 普通科
  • 専門科
  • 総合学科

以下の表に、それぞれの特徴と主な学習科目をまとめました。

普通科 専門科 総合学科
特徴 中学で習った科目を高度化した内容 職業教育がメイン 生徒が自由に選べる科目選択制。主体的な学習を重視
主な科目 「現代文」「古文・漢文」「数学」「英語」「物理」「生物」「化学」「体育」「芸術」「情報」など 「農業」「工業」「商業」「水産」「看護」「福祉」「家庭」「情報」など 普通科と専門科の科目が用意されている

普通科高校で学ぶのは基礎的科目であり、かつ中学で学んだ内容の理解がベースです。専門科高校の場合、職業に結び付くような内容がメイン。また、総合学科は、普通科と専門科どちらの科目も学べる内容となっています。

高校・高等学校の選び方

小学校や中学校と異なり、どの高校・高等学校に入るかは自身で決定しなければなりません。必ずしも地元である必要はなく、好きな科目を学べる高校・高等学校はどこなのか、将来はどんな進路を目指すのか、といったことを具体的に考えた結果がひとつの基準になります。

<高校の選び方>

  • 学びたい科目・学科から選ぶ
  • 将来の目標から逆算して選ぶ
  • 学力・偏差値で選ぶ
  • 校風で選ぶ

では、具体的にそれぞれ見ていきましょう。

学びたい科目・学科から選ぶ

受験生イメージ

「この科目を学びたい」という明確な目標があれば、その科目を学べる学校が第一候補になると推測されますが、科目の内容は普通科と専門科でまったく異なります。どちらを選ぶかで受ける教育が変わり、その後の進路形成に大きく影響すると言っても過言ではありません。
例えば「農業について高校生のうちから詳しく学びたい」との願望を叶えてくれるのは、普通科ではなく専門科。早くからそのように進路が定まっていれば問題ないのですが、どの分野に進みたいのか明確でなく、とりあえず大学進学を目指したいと考えるなら、普通科高校を選択するのもひとつの方法です。

将来の目標から逆算して選ぶ

将来、自分がどんな仕事に就きたいかをイメージし、その目標に最も近い高校・高等学校を選ぶのが、夢を実現するための近道。例えば、「将来パイロットになりたい」という目標がある場合、パイロットになるための知識を吸収できる高校・高等学校、もしくはパイロットを多く輩出している大学への進学実績が豊富な高校・高等学校を選ぶと、夢の実現に一歩踏み出すことが可能です。
まだ就きたい仕事が具体的に決まっていないときは、時間軸を前に置いてみましょう。「国立大学の○○に進学したい」「有名私大の○○に進学したい」と目標を定め、その大学への合格実績が多い高校・高等学校を選ぶ、といった具合です。

学力・偏差値で選ぶ

受験生イメージ

高校は受験に合格しないと入れないので、あまりに自分の学力とかけ離れた偏差値の志望校を選ぶのは非現実的。もちろん努力次第で入学は可能ですが、入学後、周囲のレベルについていけるかどうかまで考慮しておかないと、結果的に挫折を味わう可能性もあります。そのため、慎重な検討が欠かせません。
自分の学力と照らし合わせ、それに見合う偏差値の高校を選ぶのが、志望校選びの基本。もちろん、将来の目標やビジョンに合う志望校の決定が優先されるのは言うまでもありません。例えば「医者になりたい」という目標がはっきりしていれば、多少背伸びしてでも上位の高校・高等学校進学を狙うのも選択肢のひとつ。いずれにしても、自分だけで決めるより教員や保護者に相談しながら決定することが大切です。

校風で選ぶ

校風を重視する選び方は、特に私立高校を選ぶときに重要。私立高校は、方針や理念に独自のカラーを打ち出すところも少なくありません。「校則があるのには納得できない」「自由な校風が良い」「制服はないほうが良い」など、自分の考え方と合う学校を調べ、ぴったりの高校が見つかれば、より実りある高校生活を送ることが可能です。

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まとめ

中学教育の理解をベースに授業プログラムが組まれる高校・高等学校。高度な教育内容ながら、学科の違いによって学ぶ科目が異なります。その他、私立と公立の違い、偏差値の違い、校風の違いなど、自分との相性を決めるポイントは実に様々。「将来のためになって、なおかつ自分の能力を伸ばしてくれる高校はどこか」ということを具体的にイメージするためにも、各高校・高等学校の違いや選び方について知ることが重要です。

※本記事は2022年10月時点の内容です。

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