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高専の教科 美術・音楽



高専は、大学や短期大学とは別個の目的を有する高等教育機関で、5年一貫(商船学科は5年6ヵ月)の教育課程により、実験・実習を重視し、実践的な技術者を養成することを目的としています。高専での一般科目を履修する目的は、広い視野を持った優れた技術者を育成するために、豊かな教養を身に付けることとなっています。理系の授業に特化している高専生であっても、芸術科目をきちんと学んでいます。高専に入学して、まず学習するのは、一般科目の授業がほとんどで、今回は、その一般科目のなかでも、選択の必修科目となっている「美術」と「音楽」について見ていきましょう。

芸術としての選択必修科目

芸術としての選択必修科目

高専のカリキュラムは、文部科学省の告示による学習指導要領が課されていないため、独自のカリキュラム設計に沿って運用されています。一般科目においては、高等学校学習指導要領をベースにしたカリキュラムで運営されているケースがほとんどのようです。2009年度(平成21年度)の高等学校学習指導要領によると、芸術科目の学習目的は、「芸術の幅広い活動を通して、生涯にわたり芸術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、芸術の諸能力を伸ばし、芸術文化についての理解を深め、豊かな情操を養う」こととなっています。また、同資料によると、一般的な高校の芸術教科は、「音楽Ⅰ」、「音楽Ⅱ」、「音楽Ⅲ」、「美術Ⅰ」、「美術Ⅱ」、「美術Ⅲ」、「工芸Ⅰ」、「工芸Ⅱ」、「工芸Ⅲ」、「書道Ⅰ」、「書道Ⅱ」、「書道Ⅲ」が属する科目と定められています。各高専の授業カリキュラムを見てみると、一般的な高校と同様に、一般科目として、「美術」、「音楽」の授業が設けられているところが多く見受けられ、これらに「書道」を加えた3科目が、選択の必修科目として定められているケースが多いようです。

「美術」の授業目標と内容

前述の資料によると、美術の学習目標は、「美術の幅広い創造活動を通して、美的体験を豊かにし、生涯にわたり美術を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし、美術文化についての理解を深める」ことなどが、主な内容となっています。この目標は、おおむね高専での美術の授業内容のベースとなっているようです。各高専の美術授業のカリキュラムを見てみると、美術の基礎学習として、鉛筆によるデッサンや色彩の学習、自画像のスケッチなどの絵を描くことや、オブジェの制作をし、その作品鑑賞会を行なっているようです。この他、文字のデザインや木彫り作品の制作などを授業に取り入れている高専もあるようです。

「音楽」の授業目標と内容

「音楽の幅広い活動を通して、生涯にわたり音楽を愛好する心情を育てるとともに、感性を高め、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばし、音楽文化についての理解を深める」ことなどが、音楽の学習の主な目標となっています(前述の資料より)。「美術」と同様に、高専の音楽授業でも、これが学習の目標とされているようです。具体的な授業内容としては、譜面を読む力を身に付けることや、日本をはじめ、イタリア、ドイツなどの外国音楽の歌唱。さらには、音楽史を学び、その時代背景を理解すること、リコーダーの演奏などを行なっているようです。また、単位履修のための試験は、ペーパーテストと楽器の実技テストを実施しているところが多いようです。