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高専の教科 国語



高専の国語教育では、「国語」、「国語総合」、「古典」、「国語表現」が一般的な科目名ですが、その具体的な学習内容としては、「現代文」、「古典・漢文」、「コミュニケーション」と、大きく3つに分類されています。小・中学校や高校の普通科においても、国語は必ずカリキュラムに含まれているものです。さらに、大学や専門学校の受験でも重要科目のひとつになっています。中等教育と高等教育がまたがる5年制(商船学科は5年6ヵ月)の教育機関である高専にとって、どのような目的で国語教育のカリキュラムが組まれているのか。その特色をご紹介します。

国語の教育カリキュラム

国語の教育カリキュラム

一般教養としての「現代文」には、小・中学校や高校普通科で行なわれているような、純粋な国語「読む・聞く・書く・話す・考える」という基本的な日本語能力の育成がベースとなっています。それには、現代日本語の運用や語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語などの基礎的知識の習得が含まれます。「古文・漢文」は、その代表的な作品に触れることで、日本文学史及び中国文学史におけるその位置づけを理解すること。また、言葉や表現方法の特徴をふまえて、人物や情景などを捉え、人間・社会・自然などについて考えを深めたり、広げたりすることを目的としています。時代背景などに関する基礎的知識の習得も含まれています。昨今、育成の強化がもっとも求められている「コミュニケーション」は、社会で求められる論理的で多角的な理解力や柔軟な発想、思考力、そして豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーション能力や主体的な表現意欲を学ぶ内容となっています。

育成が強く求められているコミュニケーションスキル

「コミュニケーション」とは、主に「書く」能力と「話す」能力に分けられます。「コミュニケーション」スキルとしての国語教育のうち、その大半が、感想文やレポート、論文などの文章作成と漢字の指導であるというデータもあり、「話す」能力についての育成が強く求められているのが現状となっています。

コミュニケーションスキル:「書く」能力

「書く」能力についての育成は、小・中学校や高校普通科でも重視されている傾向にあるようです。高専では、工学という専門領域が大きくあることから、実際に行なわれている文章作成指導は、単に論文やレポートの作成指導にとどまらず、専門技能に関する知識や技術に関する表現技術を深めていくことも大切なポイントとなっています。

コミュニケーションスキル:「話す」能力

実践的な技術者を養成することを目的とする高専では、「話す」能力(口頭表現)についての育成は、より強く求められています。ひとつは、情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫してとりまとめること。科学技術などに関する、自らの意見や考えを効果的に伝えるためのプレゼンテーション能力も欠かせません。他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに、建設的にアドバイスし、多角的な理解力や柔軟な発想・思考力を要するディベート能力の育成がその代表例です。個人でのスピーチやグループディスカッションなど、プレゼンテーション授業をカリキュラムに組み込む高専もあるようです。