ご希望の高校・高専情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト高校・高専リサーチ

高校情報

高専の教科 教育課程



社会が必要とする技術者の養成を目的として掲げている高専では、中学卒業生を受け入れ、5年一貫(商船高専は5年6ヵ月)で、専門の技術や知識を身に付けていきます。高専の教育課程は、社会人、職業人として必要な教養を身に付ける一般科目と、技術者としての専門性を養う専門科目で構成されています。知識を応用する能力を身に付けるための実験・実習を取り入れた実践的な教育で、様々な機器の操作方法や、レポートの書き方についても学ぶことができます。高専での学びをさらに深めたい学生のために、5年間の本科のあとには、より高度な技術教育を行なう2年間の専攻科が用意されています。

くさび型教育課程

くさび型教育課程

高専では、1年次から専門教育を少しずつ増やしていく「くさび型教育課程」を取り入れています。数学、物理、化学、国語、外国語、日本史、世界史、地理、政治・経済、美術、音楽、保健体育などの一般科目と、各学科に応じた専門科目をバランス良く学んでいくのが、大きな特徴です。1年次から3年次までは、一般科目がカリキュラムの半分以上を占めていますが、学年が上がるにしたがって一般科目の割合は減っていき、逆に専門科目を学ぶ時間が多くなっていきます。そして、4年次・5年次になると、カリキュラムの7~9割が専門科目になります。高専では、1年次から実習や実験を取り入れ、一般科目で習った計算方法や表現方法を使いながら、専門科目の知識も活かし、なぜこのような結果が出たのか、どうすれば改善できるかを考えて、レポートにまとめることもしています。上の学年になるにつれて、実習・実験の内容も深くなっていき、卒業する頃には、4年制大学とほぼ同レベルの一般教養と専門知識が得られるようになっているのです。

考える力を鍛える教育課程

暗記中心ではなく、答えを導き出すまでの課程を重視しているのも、高専の教育課程の特徴のひとつと言えます。ただ受け身で授業を受けるのではなく、自分から進んで調べたり、積極的に質問したりする姿勢も求められます。高専で学ぶ学生たちの考える力を鍛えたり、やる気を伸ばしたりするために、例えば、機械系の科目では、機械を構成する部品の加工法や工作機械の基本的な操作方法を、工作実習室で実際に体験しながら学んだり、自分たちでアイデアを出して、設計から製作までを行なったりするなど、生徒が主体的に動くようなカリキュラムも導入されています。

モデルコアカリキュラム

国際化する社会と課題の複雑化に対応できる人材を育成するため、独立行政法人国立高等専門学校機構は、2011年度(平成23年度)に、国際基準に準じたモデルコアカリキュラム(試案)を策定しました。そこには、基礎的能力と専門的能力とともに、コミュニケーション能力やリーダーシップなども含めた、学生の到達目標が項目別で明示されています。各国立高専は、このモデルコアカリキュラムをもとに、教科・科目の授業をはじめ、実践的学習、課外授業、社会体験などの教育課程を編成。学校教育全体を通して、学生の専門力、人間力、国際通用性の育成に力を注ぐなど教育の高度化を図っています。