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世界の高等教育/アフリカ諸国



アフリカ大陸には54の国があります。その内34ヵ国が、特に開発の遅れた国々を指す後発開発途上国に含まれます。このようにまだまだ発展途上にあるアフリカ諸国の教育制度や現状を見てみましょう。

アフリカ諸国の教育の現状

アフリカ諸国の教育の現状

アフリカでは字を読める若者が多くありません。ユニセフが発表している「世界子供白書2012」によると、15歳から24歳の若者における識字率は男性で79%、女性で70%でした。特に西部・中部アフリカが低く、男性で73%、女性で61%でした。

また、在学率も低く、学校に通えない児童が数多くいます。さらに、教師の数も学校の数も不足しています。しかし、南アフリカ共和国のケープタウン大学など、一部には高度な教育が受けられる環境もあります。

国別の教育の現状

アフリカでは国によって教育への取り組み方が大きく異なります。いくつかの国に注目して、教育の現状を見てみましょう。

エジプト

エジプトの教育制度は6・3・3・4制です。義務教育は6歳~15歳の9年間で、日本と同じです。2012年(平成24年)のユネスコの調査によると、小学校の在学率は男性で97.5%、中学校と高校を含めた中等教育の在学率は69.4%、大学など高等教育の在学率は34%で、アフリカ大陸の中ではかなり高い水準にあります。公用語はアラビア語で、公立校では授業もアラビア語で行ないます。義務教育期間中の公立校は授業料無料で、教科書も支給されます。しかし、男女間の教育格差や教科書の改訂、詰め込み式の授業など多くの問題が指摘されています。

このように、国民の教育への関心は高いものの、公立校の教育水準はまだまだ改善の余地があります。そのため、裕福な家庭では私立学校に通う学生が多くいます。英語やフランス語のみで授業を行なう、ランゲージ校と呼ばれる一部の私立学校が人気です。さらに、大学には入学試験がなく高校の成績で合否を決定するため、学校以外に塾や家庭教師をつけて勉強する学生も多くいます。

チュニジア

チュニジアの教育制度は6・3・4・3制です。小学校と中学校は基礎教育と呼ばれる一貫教育で行なわれます。イスラム教国家であり公用語はアラビア語ですが、フランス語も広く用いられます。そのため、学校でもフランス語の教育に力を入れています。

チュニジアは天然資源が少なく、教育を充実させることで人的資源の開発に力を入れています。そのため、初等教育普及などに力を入れてきました。近年ではコンピューター授業も広く導入されており、小学校からのコンピューター室設置が進められています。授業後は家の手伝いをしながら、多くの宿題に取り組みます。

在学率は高く、基礎教育では92%、大学への就学率は40%です。大学は3年間で、全国に13の総合大学が設置されています。

ナイジェリア

ナイジェリアの教育制度は6・3・3・4制です。義務教育は6歳~15歳の9年間ですが、小学校における在学率は男性で60.1%と低く、家の手伝いなどで学校に行けない子どもが多くいます。公立の小学校や中学校は授業料が無料ですが、維持管理や教材購入代が支払えずに通えない児童もいます。

また、生徒の数に対して教員の数が足りません。ユネスコが発表したデータによると、2010年(平成22年)の小学校での教員1人当たりの生徒数は36人、中学校で31.1人、高校においても35.9人となり、調査した29ヵ国中で最も多い結果となりました。また、教員だけでなく、教室や机などの備品が足りません。電気がない学校もあります。ハード面でも大きな課題が残っています。