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高校・高専情報

高校での海外留学の現状



高校における海外留学には、大きく分けて卒業留学、交換留学、短期留学の3つがあります。交通や通信の発達により海外が身近になったこと、そしてなによりグローバルな人材を求められる社会になったことにより、国や自治体は高校生の留学に力を入れるようになりました。その具体例として、高校生の海外留学支援などを行なっています。

高校生の留学方法

高校生の留学方法

高校生が参加できる主な留学方法の内容をご紹介します。どの方法で留学するとしても、通っている学校や家族としっかりと相談しながら進めることが大切です。

卒業留学

日本の高校ではなく海外の高校を卒業することを目的にした留学です。イメージとしては転校や編入に近く、教育システムを検討してしっかりとした国選び・学校選びを行なうことが必要です。

私費留学になるので、留学する国や学校は自分で選択できます。入学申請も個人で行ないます。手続きが不安などの理由で、留学斡旋業者を利用する人もいます。留学斡旋を取り扱っている会社は数多くあり、会社によって取り扱う国や学校、サービス内容が異なります。

留学後は、そのまま海外の大学に進学する人も多くいます。日本の大学に進学を希望する場合は、卒業時期の違いに注意しなければなりません。日本の卒業シーズンは3月ですが、アメリカやカナダでは6月、オーストラリアやニュージーランドでは12月というように、国によって異なります。

交換留学

高校生の留学制度としては最も一般的です。1学年間(約10ヵ月間)の期間限定で、海外の高校に通います。国際交流を目的としており、留学後は必ず在籍する高校に復学しなければなりません。

交換留学生は、交換留学団体から派遣されます。交換留学生になるためには選考試験があり、留学時期の約1年前から準備を始めるのが一般的です。希望するプログラムに応募後、審査を通過して初めて、留学することができます。

また、プログラム内容や日本の在籍高校によっては、交換留学中の単位を認めない場合もあります。そのときは休学扱いで留学をすることになり、帰国後は進級せずに元の学年に復帰します。

留学先を自分で選ぶことや、期間を延長することはできません。留学先は原則として現地の公立高校で、ボランティアのホストファミリー宅にホームステイして通学します。留学先高校の授業料も免除されるため、比較的安く留学することができます。また、奨学金制度などの支援システムも用意されています。

短期留学

夏休みや冬休み、春休みといった長期の休みを利用して留学するプログラムです。語学研修を行なったり、スポーツやゲームなどのアクティビティを行なったり、プログラムによって内容は様々です。英語圏以外の国からの参加も多く、英語に自信の無い人でも参加しやすいでしょう。

滞在方法としては休み中の学生寮に滞在する、斡旋されたホストファミリー宅にホームステイするなどがあります。長期の休みを利用したプログラムであれば高校生活への影響は少なく、旅行のような手軽さで留学を体験するにはうってつけです。

高校生海外留学の支援制度

住んでいる自治体によっては、留学について奨学金制度を設けている場合もあります。奨学金制度によって条件内容や金額は異なりますが、50万円を限度とする場合が多いようです。

また、文部科学省では、2012年(平成24年)度から高校生の留学等を通じたグローバル人材育成のための取り組みを拡充しています。一例として、実施する都道府県を対象に、文部科学省高校生留学支援事業として留学支援金の対象人数を50人から300人に拡充しました。

高校生の留学に対する意識

財団法人日本青少年研究所が2012年(平成24年)4月に発表した「高校生の生活意識と留学に関する調査」の結果から、高校生における海外留学の現状を見てみましょう。調査は日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象に実施されました。

日本の高校生は、他国の高校生と比べて外国人と話したり友達になりたいと考えている人が多く、海外に行ったことがある高校生は6割弱にのぼります。一方、外国で仕事をしたいと考えている人は多くありません。留学して外国で勉強をしたいと考えている人も少なく、留学したいと思わないという回答が5割強という結果でした。

高校留学者数の遷移

留学への関心が低いという結果を反映するかのように、文部科学省のデータでは高校留学者数が2004年(平成16年)度から減少傾向にあります。「高校生の生活意識と留学に関する調査」によると、留学したくない理由に「言葉の壁があるから」という回答が多く見られることから、外国への興味はあるものの語学力への不安から留学に踏み切れない現状があるようです。