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高等学校の歴史



現在は様々なスタイルの高校が誕生していますが、もともと高校はいつ誕生し、どのような変化を遂げてきたのでしょう。ここではそんな高校の歴史を辿ります。

高校の前身

高校の前身

現在の高等学校の前身にあたるのが、藩校、旧制中学校、高等女学校、実業学校、補習学校と呼ばれる教育機関で、さらにその前身は、室町時代末期に開かれた寺院の僧侶養成機関が始まりとされています。中でも1556年(弘治2年)に日蓮宗の僧侶に向けて身延山久遠寺が開校した善学院は、現在も山梨県に身延山高等学校として引き継がれ、450年以上の歴史を誇っています。

高校の普及

日本国内に西洋文化や思想が取り入れられ、目まぐるしい変化を見せた明治維新後、1872年(明治5年)に学制が発布され、新しい制度のもとで近代教育が始まりました。その主な教育機関が、男子生徒のみに通学が許された旧制中学校です。また、当時の日本は、女性には良妻賢母が求められていましたが、その後の近代化が進むにつれ、女性にも教養を身につけるべきとの声が上がり、1899年(明治32年)に女子の教育を目的とした高等女学校令が発足され、国語、外国語、歴史、数学などの一般教育科目に、家事、裁縫などの女子特有の科目を加えた学校が誕生しました。女子が男子と同等の教育を受けられるようになったのもこの頃が始まりです。その後、明治から大正、昭和へと時代は流れ、高校は全国各地に普及していきました。

現在の高等学校の誕生

1872年(明治5年)、学制が発布された当時より高等教育は大学を指し、高校は中等教育機関とされ、中学校が前期中等教育、高校は後期中等教育という形で、中学・高校は前期後期で分類される同じ機関で位置づけされていました。

高等学校という単体の教育機関が誕生したのは1946年(昭和21年)に発令された学制改革後です。改革前は、義務教育が国民学校初等科(現在の小学校)と中等学校(現在の中学校と高等学校)の6~8年間だったのに対し、学制改革において、国民学校初等科の6年間と中等学校の前期3年間の9年間になりました。これにより、義務教育後の教育機関として、改めて高等学校が誕生しました。

高等学校の受験

学制改革は戦後間もなく行なわれたため、日本は設備も財源も乏しく、高校の教室は不足状態でした。さらに国からの援助も義務教育となった中学校が優先されたことも、その原因にありました。そこで地方自治体は教室不足の解決策として、希望者全入が原則だったこれまでの流れを一新し、入学試験により志望者を絞り込む方針を取り入れました。

男女共学の一般化

戦前までは男女別学の形態が基本とされ、教育内容や制度も異なるものでしたが、戦後間もなく男女共学や男女共修が課題となり、1970年代には男子も家庭科の授業が必須科目になりました。また、男女では進学できる上級学校に違いがあるなど男女感の格差が目立ちましたが、徐々に平等を目的に是正され、男女共学校も一気に増え始めました。

その後の高校事情

1998年(平成10年)の学校教育法の改正により、中学校で義務教育として行なわれる普通教育と、高校において行なわれる高度な普通教育、及び専門教育を一貫して行なう6年制の中高一貫教育があらたに創設されました。この6年制では無駄を省いてカリキュラムを設定できるメリットなどがあり、私立校を中心に、現在では国立高校、公立高校の設立が増え、日本各地に中高一貫校が分布しています。また、これまでの詰め込み教育を見直し、学習時間と教育内容を減らし、ゆとりある学校教育を目指したゆとり教育も試行されています。